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書き癖を治せば、ココロの癖も直る

自分のイヤな部分に気が付きつつも、そこに向き合うというのは、なかなか難しいものです。直したいと思いつつ、ついつい見て見ぬふりをしてしまう。そんな自分のイヤな部分と客観的に向き合い、なおかつ、直すことができるのが「筆跡」です。

“習慣化された行動にはその人特有の行動パターンが表れます。繰り返せば返すほどその行動パターンは頑固な癖となって私たちを支配します。無意識状態では、せっかち、のんびり屋、大雑把、几帳面、心配性、楽天的、外交的、内向的など、その人の持つ性格のあらゆる面が顔を出すのです。ほとんどの人はその行動パターンに意識を向けることはありません”

自分の無意識の行動を客観的に見ることは難しいもの。しかし、無意識の行動の痕跡がその人が書く「文字」に反映されています。

ちょっと面白いのが、「片付けられない文字」。

片づけられない文字というとがさつな文字を想像してしまいますが、実際にはきれいで見やすい文字を書く人もいて、特徴が表れるのは別の部分なのです。

片付けが苦手だったという著者のお嬢さん。その文字は、ハネが弱く、次から次へと新しい情報を取り入れる反面、あきっぽいという特徴を持っていました。その通り、自分で隅々まで片付けることができるにもかかわらず、そのきれいな状態を維持することが苦手。そこで、筆跡改善に取り組んだところ、片付けの習慣が身についてきたとのこと。

また、別の片づけられない人は、捨てることに抵抗があり、家がものであふれかえってしまうタイプ。その方に対しては、整然さを好む文字を教え、さらに切り替える力を養うために、改行をアドバイスしました。その後、掃除に取り組みつつ、文字に意識を集中することを心がけることによって、頭の中が整理されるような気がする、文字を通して自分に気づくことができたと言っていたそうです。

その他、金運アップの文字の書き方や、人を惹きつける文字の書き方など、「こんなことまで変えられるの?」というアドバイスが紹介されています。本書はドリル形式になっているため、小学生の頃の書き取りの宿題をやっている感覚で、目標別に筆跡改善が可能です。

また、文字の書き癖でできる自己分析は、興味深いものがあります。ちなみに私は波乱万丈な人生に充実感を得るタイプ。なるほど納得しつつも、改めて自分について考えさせられました。(中山寒稀)

『名前を書くだけ 自分のイヤなところは直る!』

牧野秀美(著)/東邦出版

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