「なんだか、眠い、だるい…」病院ではわからなかったその症状の原因は、自宅にあるかもしれません

“よく寝ているはずなのに、眠くてだるくって仕方がない。

病院であれこれ調べても異常なし。

でも、どうしようもなく眠くてだるい。

それなのに、食欲はあって、なぜか、チョコレートなど甘いものを食べたくなる。

食べるとまた眠くなる。“

誰にでもある、何だか眠い、だるいという症状。でも、睡眠不足でも疲労がたまっているわけでもなく続く、原因不明のそんな症状は、ちょっと深刻。仕事や勉強、日常生活に影響が出てきてしまうことも。でも、病院に行っても異常はない。それは、我慢するしかないのでしょうか?

著者が診察した強い倦怠感を訴える患者さんの中で、器質的疾患(臓器などの異常により起こる病気)ではない多くの方が、「眠いだるい病」ではないかと言っています。

“眠いだるい病とは、一言でいうと、アレルギーの増加とシックハウスなどの住環境悪化によって心身の不調がもたらされる文明病、代表的な未病です。”

「そんなことが原因?」と思うのですが、「眠いだるい病」の原因は、アレルギーやシックハウスなど、住まいや職場などに原因があることが多いそうです。そこで著者は、その対策を紹介しています。

“【眠いだるい病を改善する環境の基本のき】

・できるだけ換気をする。1日最低でも2回、各15分以上は換気すること

・掃除をこまめにする。とくにカーペットはダニの温床になるので、掃除機をしっかりとかける。また、洗剤を使うときは、クエン酸や重曹を使ってこまめに拭き掃除を。

・就寝時はアレルギー症状が悪化するため、ふとん乾燥機やふとん専用の掃除機を使う、ふとんを日に当てて干すなどして、ダニ駆除を行う。シーツは2週間に1回は洗濯する(理想は1週間に1回)“

エアコンで温度管理された部屋は快適ですが、そういう環境だからこそ起こる「眠いだるい病」は、まさに現代病。「もしかしたら…」と思ったら、まず、病院で病気がないか調べてもらうこと。その上で「眠いだるい病」が疑われたら、「改善する環境の基本のき」を始めとした対策を。正体不明の不調はつらいものです。特別な準備の必要がないものが多いので、とりあえず試してみるのもいいかもしれません。(中山寒稀)

*1つのたまごから、本書と『自分でスッキリ!眠気とだるさ』(辰巳出版)の2冊の書籍が生まれました。

『最近疲れが抜けない。それ、眠いだるい病かもしれません』

渡辺徹也(著)/廣済堂出版