相手も自分も幸せになれる! 褒めるコミュニケーション

簡単なようで案外難しいのが、「人を褒める」という行為。相手の欠点を見つけることは簡単なのですが、褒める言葉が見つからなかったり、それを相手に伝えることを照れてしまったりすることもあります。しかし、褒めることの効果は絶大。コミュニケーションが円滑になり、笑顔とエネルギーがあふれる人間関係が築け、人生が驚くほど変わるそうです。

そうはいっても、どう褒めればいいのか…。そんな人のために、本書では褒め上手になるためのノウハウと、驚くべき「褒め活」の効果を紹介しています。

相手に言うことを聞かせたい時も「褒め活」は効果的。ダメ出しよりも、相手をねぎらい、認めることをおすすめします。

“パートナーの食生活が気になる→目的:パートナーに健康でいてほしい

1.感情のままに怒るパターン

妻「ちょっと! お醤油かけすぎでしょ! せっかく作った料理に対して失礼よ」
夫「薄味すぎて美味しくないんだよな~」
妻「だったら食べなくていいわよ!」

2.相手の立場になっての褒め方

夫「……? あまり味がしないなぁ」
妻「そうね、外では味の濃いものしか食べてないのかなと思って。ちょっと薄味だと思うけど、ずっと元気でいてほしいから」
夫「そうだね、自分でも塩分の摂りすぎは気をつけないとな」
妻「うん! あなたの体が一番だからね」”

愛情からの発言であっても、人から変えるように指摘されるのは嫌なもの。怒ってダメ出しをして、大変なパワーを用いて伝えたことが相手に受け入れられないこともあります。逆に、自分の頑張りを認めて、ねぎらい、期待してくれる人に対しては、それに答えようとする心理が働きます。つまり、認めてあげるほうが効果的なのです。

そうはいっても、褒めたつもりが相手の機嫌を損ねてしまうことも。とにかく褒めればいいわけではなく、NGな褒め方もあるのです。

1.有名人に「似てる!」と思っても……
好感度が高い有名人ならともかく、そうでもない人だと微妙な空気になってしまうかもしれません。

2.知り合いに似てる……
言われた本人は、誰の子とかもわからずに返答に困ります。

3.比べて褒める……
間接的にもう一方に対する悪口になってしまうことも。

4.君は前はダメだったけど……
一度下げてから上げても、プラマイゼロ。

「褒め言葉はタダでできる最高のプレゼント」だと話す著者。確かに、相手を褒めることで損をすることは何もありませんし、相手にも喜ばれます。さらに褒めることは相手のためだけではなく、自分の人生をより輝かせることにつながっていくことを考えると、褒めてはいけない理由は何もないですね。

褒め活 誉め言葉はタダでできる最高のプレゼント
堀向勇希(著)/ライトワーカー